LASIK(レーシック)とは?
  レーシックとは?  
LASIK(レーシック) とは Laser in situ keratomileusis(日本語では適当な訳がありません)の略で、米国では近視手術の一般的な治療法として盛んに行なわれており、日本でも将来確実に増加するといえます。現時点では、手術の安全性、確実性などから最も優れた近視の手術方法といえます。
● 手術の原理
角膜の表層をマイクロケラトームという器械でうすく剥がし(150ミクロン位)フラップを作り、完全にコンピューター制御されたエキシマレーザーでフラップの下を精密に削ります。レーザー照射後フラップを元に戻して手術は終了です。PRKと異なるのは、角膜上皮が温存されるため、術後の疼痛が少ない、感染の危険が少ない,視力の回復が早いなどの特徴があります。手術時間は約15分程度です。当院で行われる近視手術は全て院長が執刀しております。
● 手術方法
(a) 消毒
感染防止のため消毒液で眼を消毒します。

(b) 麻酔
点眼麻酔のみで手術中の痛みは感じません。

(c) 開瞼
開瞼器という器械で眼を開きます。

(d) 角膜にマーキング
作成したフラップを元通りに戻すために角膜にマークをつけます。
(e) 角膜フラップ作成
マイクロケラトームという器械にて角膜を150ミクロン程度剥がしてフラップを作ります。この時、一時的に眼圧を上げるためやや暗くなりますが、特に心配ありません。

(f) レーザー照射
完全にコンピューター制御されたエキシマレーザーをフラップの下に照射し角膜のカーブを変えます
(g) 角膜フラップを戻す
戻した角膜フラップは自然に接着します。
LASIK(レーシック)は従来の手術以上に手術結果が器械の性能に大きく依存します。当院では現時点において最も性能がよく、術後成績が安定しているとされている二デック社製のエキシマレーザー(写真)を使用しております。これは、エキシマレーザー装置として初めて厚生労働省の認可を得たものです。

エキシマレーザーの新機器(CXV)導入のお知らせ

この度導入しましたCXVは下記の特徴をもっております。

CXVの特徴
  1. 照射ずれの減少

    従来から搭載されていたアイトラッキング(術中に瞳孔の中心を検出し、照射ずれを防止するといわれる装置)の性能が大幅にアップしたため、レーザー光の照射ずれが殆ど生じなくなりました。
  2. TEDの改良 (TEDについては下記を参照)

    眼球の回旋を検知するTEDといわれる機能が術中も働くため、乱視の強い方に対してより良い結果を得ることができます。
  3. カスタムレーシックに対応

    従来はレーザーによる切除方式がOATZ(下記を参照)といわれるもののみでしたが、これに加え角膜表面の不整乱視成分を除去するCATzやOPDといわれる波面収差測定装置の値に基づいたウェイブフロント対応の照射(OPD−CAT)が可能です。
  4. 操作性の大幅な改善

    器械の操作性が大幅に向上したため、手術時間が短縮しました。

TED (Torsion Error Detection) 人間の眼球は体位により回転(回旋)することがあり、座っておこなう外来での検査時とベットに寝ている手術時では乱視の軸が変化している可能性があります。新しいシステムでは虹彩の模様(虹彩紋理)を検知することにより眼球の回旋に応じたレーザー照射をおこない、乱視の矯正に優れた効果を発揮します。

OATZ : 現在の屈折矯正手術の問題点のひとつに、術後の夜間視機能低下があります。その原因の一つに切除領域と非切除領域との境目に生じる、角膜形状の急激な変化が上げられます。OATZは切除領域と非切除領域との境目に生じる急激な変化の形状を最適化することにより、夜間の視機能を向上させることができます。


LASIK(レーシック)術中写真
● 手術の適応
  1. 年齢 20歳以上 (20歳未満でも資格・就職試験など手術の必要が認める場合、保護者の同意があれば行なう事があります。)
  2. 視力が安定していること
  3. 極度の奥眼でなく、眼が充分開く方
  4. 近視以外の眼の病気や手術に差し障りのある全身的な病気のない方
  5. 妊娠していないこと
などがありますが、詳細は眼科的検査の結果、決定致します。
● 術前検査
  1. 視力検査(自覚的、他覚的)
  2. 眼圧
  3. 角膜形状(角膜の形状のコンピューター分析)
  4. 眼底検査
  5. 角膜の厚み測定
  6. 涙液分泌検査
  7. 瞳孔径、角膜径測定など
● 手術前の注意
術前検査および手術前にはコンタクトレンズを(ハードは3週間、ソフトは1週間)外していただきます。手術に影響を与える可能性がありますので必ずお守り下さい。
● 手術当日
香水、オーデコロン、アフターシェイブローション、整髪料はレーザー照射に影響するため決してつけないで下さい。また、女性の方はお化粧をしないで下さい。
● 手術後の注意
手術後診察して異常がなければ帰宅できます。手術した眼は決してこすらないで下さい。フラップがずれてしまう可能性があります。多少の異物感を感じる方もいますが特に心配ありません。手術後1週間は、保護用眼帯(就寝時)、サングラス(外出時)を着用してください。
● 手術後の診察
手術翌日は必須、その後1週間、1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月、1年後に定期検査を受けて下さい。何か異常を感じたら、決められた検査日以外でも受診してください。

* 内服薬(特に
ホルモン剤抗うつ剤など)が手術成績に影響を与えることがありますので、必ずお申し出下さい。
● 手術成績
最近おこなった約800眼の統計では、術後裸眼視力1.0を希望された方のうち、術後1ヶ月の時点で100%の方が0.8以上の裸眼視力、93%以上の方が1.0以上の裸眼視力を得ております。
● 手術費用
1眼10万円、両眼20万円他に術前検査及び術後検査代(術後3ヶ月までの検査及び薬剤代)として2万円、健康保険は適用されず、すべて自費診療となりますが、術前検査で、近視以外の病気が発見された場合や術後に何らかの合併症が生じた場合は保険診療に切り替わりますので、念のために保険証をお持ちください。
なお、生命保険会社と契約されている場合、契約内容によっては保険金が下りる場合もありますので、保険会社に問い合わせて下さい。(診断書料は税込3150円です。)
ローンも取り扱っております。(手術料金は全て税別です。)



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